11月になっても暖かい日が続いていましたが、さすが中旬も過ぎると気温も下がってきて一応は秋らしい気候になり、あちらこちらで紅葉の話題も聞かれるようになってきました。
ということで、今回は紅葉目的ということで奈良公園へ行ってきました。
奈良公園
ここは春日大社の一の鳥居の右手の短い石段を登ると見える、「江戸三」という料理旅館の辺り。古風な民家が何件か建っており、ここで料理を食べたり宿泊したりできます。
数寄屋風の離れもあるので、この季節は鮮やかな紅葉に囲まれて、とても風情のある旅館です。
浮見堂
奈良公園の南、鷺池に浮かぶ「浮見堂」。水面に反射する浮御堂と紅葉がなかなか見事です。春には桜も見事らしですね。
飛火野
飛火野にも行ってみましたが紅葉はあまりなかったのですが、真ん中に一本だけ黄葉した樹が目立っていました。
二月堂
二月堂は東大寺の中の数あるお堂の中の一つで、年が明けると「お水取り」という行事で有名です。
お水取りは正式には「修二会」といって、旧暦の2月に行われることから、このお堂が二月堂と呼ばれるようになったということです。
手前にあるお社は「興成社」、その左の杉の木は「良弁杉」といいます。この日は修学旅行の生徒が多くて賑やかでした。
二月堂裏参道からの眺め。
手向山八幡宮内にある住吉社本殿。
東大寺
東大寺大仏殿前の鏡池から。
…ということで
テレビの情報で奈良公園が紅葉見頃ということで出掛けてみたのですが、赤や黄色のモミジが見事な景観を見せてくれていました。
今回歩いた範囲内ですが見どころとしては、奈良公園の南の端にある浮見堂のある「鷺池」の周囲と東大寺南大門の手前の参道を横切って流れる「吉城川」沿いのモミジでした。
浮御堂と吉城川沿いはフォトスポットとしても映える場所なので、ウエディングフォトの撮影が何組か行われていました。
奈良公園は2ヶ月ぶりだったのですが、前回は10月初旬で気温もまだ25℃超えということもあって、半袖のTシャツで汗をかきながらの撮影でした。でも今はもう12月、本来ならもう冬のはずですが、まだ紅葉真っ盛りという感じの奈良公園でした。