ぶらっと天王寺へ

大阪市内

今回は天王寺駅周辺を歩いてみました。天王寺といっても見どころはいろいろあるのですが、今回はあべのハルカスと天王寺公園です。

大阪には梅田・大阪駅周辺、難波・心斎橋周辺といった賑やかな繁華街があるのですが、天王寺・阿部野橋周辺は繁華街の中でも一番南に位置します。

あべのハルカス

あべのキューズモールから見たあべのハルカス

まずは大阪のランドマーク「あべのハルカス」。高さでは麻布台ヒルズ(325m)に抜かれ2位になってしまったとはいえ、高さは300m、大阪のどこからでも見える超高層ビルです。

上は、あべのハルカスの向かいにある「あべのキューズモール」から、円形の通路を通してみた一枚です。あべのハルカスの聳え立つ様子がよく表れている構図だと思います。

JR天王寺駅前の歩道からのあべのハルカス

次はJR天王寺駅の向かいの歩道から。ハルカスの北面を見ているのですが、南面は構造物がなくのっぺりした印象で面白味に欠けます。

それに比べ、北面は構造に変化があり面白いのですが、ただ北面ということで夏の朝夕ぐらいしか日が当たることがなく、ほとんど日陰ということでちょっと残念ですね。

谷町筋から見たあべのハルカス

これは、ハルカスの巨大さが表現できないかと思って谷町筋を北へしばらく歩いて、離れた位置から望遠で撮ってみました。

もっと離れた場所から撮りたかったのですが、これ以上離れると周りのビルに隠れる部分が多くなってしまうため、この辺りがベストかなと思います。また、機会があれば周りを歩き回ってもっといい構図を探してみたいと思います。

てんしば

てんしば入り口

「てんしば」はJR天王寺駅の向かいにある天王寺公園の芝生エリア。

シートを広げ、グループや家族でくつろいだりお弁当を食べたりしている方が多くおられます。周りにはレストランやショップもあり、平日でも賑わっています。

てんしばのOSAKAディスプレイ

最近大阪市内にも、このような街の名前のディスプレイがいくつかありますね。この写真では雲が多い時に撮ったものなのであまり気にはならないのですが、北向きなのでどうしても影になってしまいます。

てんしばのハイビスカス

茶臼山

天王寺公園内の河底池

てんしばの「OSAKA」のディスプレイから北へ、今改装中の大阪市立美術館の前を過ぎると大きな池が見えてきます。この池は「河底池」、そして池にかかる真っ赤な「和気橋」を渡ると「茶臼山」あります。

河底池にかかる和気橋

この辺りは景色がいいので、スケッチをしている方がいつもおられます。

河底池の周回路
河底池のリュウキュウアサガオ

河底池の周りはゆっくりと歩くことができるのですが、なぜか11月だというのにアサガオが咲いています。どうやら「リュウキュウアサガオ」という、秋でも咲く品種のようです。

茶臼山山頂

ここが茶臼山山頂、標高26m。大坂冬の陣では徳川家康の陣となり、大坂夏の陣では真田幸村の陣となった場所で、徳川と真田が戦った有名な場所です。でも本来この山は「茶臼山古墳」という前方後円墳で、大阪の歴史に詳しい方以外にはあまり知られていないようです。

茶臼山の山頂にはベンチがあり、休憩もできます。周りには真田幸村の名言や功績を解説した立て札がいくつも立っています。

…ということで

この辺りは、近鉄百貨店、天王寺ミオ、あべのキューズモールなどがあり、どちらかというとショッピング中心になりそうですが、歩いてみるといろいろと撮影ポイントなども見つかって楽しい街です。

今回は、あべのハルカスから天王寺公園をぶらぶらしただけだったのですが、この辺りには四天王寺や天王寺動物園、その西には通天閣のある新世界があり、見てまわるだけではなく撮影スポットのいろいろあるので、またカメラを持って歩いてみたいと思います。

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